はじめまして。管理人のシオリです。当メディアをご覧いただきありがとうございます。
都内在住の33歳です。現在はライター業をしています。
ーーーーーー
30代を目前に控えたある日、私は悩んでいました。
「自分は一体、何になりたいんだろう」
これまでの20代は、控えめに言っても「挫折の日々」でした。
(トホホ。面白くも苦しくも愛おしい日常でしたね。人としての幅を覚えました。)
大学卒業後は出版関係に努めましたが肌に合わず退職。
人と触れ合う仕事がしたいと思い、接客業やホテルの受付として勤務。
そんな中、20代半ばで借金を数百万ほど背負いどん底の日々も味わいます。(1年半で返済しましたが、働きづめで大変でした)
その後は個人事業主として、ECで衣料販売をメインに生活していました。
最高月商150万。しかし、売上のキープがとっっても大変でした。
売上の上下は仕方ないとしても、そのふり幅が大きすぎる。心身へかかるストレスも考慮し、悩んだ末に私は事業をたたむことにしました。
その後は冒頭に戻ります。
私は20代で数々の失敗と学びを得て「“今の自分”は何がしたいのかな」とシンプルに考えるようになりました。
焦りと理想ばかりに目を向けていた20代から、“今”へ目を向けることができるようになった。やっと、地に足がついたともいえるでしょう。
人よりも遅い”土台作り”を始めたときには、私は30代になっていたんです。でも、人生の歩みを人と比べるものでもありません。学びを得るための20代であったと、今では受け入れています。
そしてそんな中で、大学の時に恩師に言われた一言が頭をよぎりました。
「君は、面白い文章を書くね。寺山修二に似ているね。」
当時は「(何言ってんだろう?)」とかなり本気で思いましたが。
まあ、似ているかどうかは置いておいて。
いつもはぶっきらぼうで、何を話しているか分からない恩師が笑った顔が、今でも脳裏に焼き付いています。良い思い出です。
「ライター業か、やってみようかな」
この恩師の一言があったからこそ、今の自分がいると思います。
言葉で人は救われ、言葉で明日も生きていける、そんな風に思っています。
ーーーーー
どんな仕事をしたいのか考えた時に、手に職をつけることも一つの目標でしたが
「時間や場所に縛られない仕事を持つこと」
が自分にとって大切なことだと気が付いたのです。
ライターは、時間や場所に縛られない仕事です。
今は会社員ライターをしながらフリーライターとしても活動中です。

ーーーーー
自分を発信するというのは苦手な方だったのですが、自分の経験が誰かの役に立つかもしれないと考えた時に「ブログ」という発信方法にたどり着きました。
また、制約が多い仕事とは別で、好きな文章を書けるというのも魅力。
たまには肩の力を抜いて、のびのびとした文章も書きたいな、そう思ったのも開設の理由の一つです。
ーーーーー
何事も「やりたい!」と思った時がタイミング。
どん底だと思っていても明日はくる。笑顔のところに福はやってくる。
幸福とは、自分の内側から湧き出るもの。
笑顔になるためにも、やりたいと思ったことをはじめようと思います。
また、ブログはコミュニケーションツールの一つ。
もしよかったら、あなたの中にしまい込んだ、けれど誰かに話したい。
そんな経験があったらば教えて下さいね。
読んでくれてありがとう。