こんにちは!シオリ(@kyameko2)です。
今回は通販事業を検討しているみなさんに、「そもそも通販事業ってなんなの?」ってお話を分かりやすくお届けしたいと思います。
実は、わたしは今はライターとして活動させていただいていますが、その前は物販で生計を立てていました。扱っていた製品は「アパレル商品」です。鞄とか服とかですね。
しかし、輸入の手数料が上がったのと売上の上下が激しくなったので事業は終了させました。
さて、一応こんな風に「通販事業」経験者な私ですが、飲食店を経営している親友から通販について聞かれることがありました。
その時に通販に関して基礎的なことをまとめたので、折角ならみなさんにシェアしようと思います。
これから通販を行おうと思っているみなさんの参考になれば幸いです。
そもそも通販事業を行う際は、大きく2つの出店方法があります。
今日はそれについて解説していきますね。
①大手ECサイト(通販サイト)を利用する
大手ECサイトとは、代表的なものは「楽天」「Amazon」「ヤフーショッピング」などのECサイトのことです。この大手サイトを使って通販を行う方法があります。分かりやすく言えば「楽天商店街の中に自分の店を出店すること」ですね。
集客は楽天が行い、楽天が提供するサービスを利用することで、出店者は「利用料」を支払います。
これが「月額手数料」であったり「販売手数料」ですね。
利点としては、大手のサイトはサービスに関してのサポートも丁寧!分からないことがあった際は、カスタマーサービス等に連絡すれば対応してくれますよ。
それだけではありません。一定の売上を上げているお店に関しては、“個別コンサルタント”が付く場合もあります。
私が出店してたAmazonでは、売上が高い店はAmazonからコンサルタントがついていました。
このコンサルタントに経営相談が出来ます。個人事業主にとってはECサイトのコンサルタントはパートナーです。心強いですね。
メリットとデメリットをまとめてみましょう。
メリットとデメリット
メリットは「大手の集客力を使用できる」「サポート」です。
デメリットは主に「資金」に関して。利用料などの金額はサイトによって全く違うため、まずは確認しましょう。
■メリット
・大手の集客力を利用できる
・出店や販売に対してのサポートがある
■デメリット
・月額手数料などの固定費がある
・販売数に応じた手数料
②自分たちで集客して出店
インターネットショッピングが主流になった今、個人でも簡単に出店可能です。多くの個人が出店しているサイトとしては「BASE」「カラーミーショップ」、Wordpressなどで作成した「自社サイト」が主でしょうか。
こちらのメリットは主に資金に関してです。大手サイトと違って、手数料や利用料がかからないため資金0でネットショップを始めることが出来ます。
しかし、難点は「集客」です。誰もこない場所にポツンとお店を出しても、売り上げは出ません。そのため「集客」の努力をする必要があります。
自社集客している人たちの多くは、SNSを上手く活用しています。SNSは広告としてかなり優秀です。0円で世界中の人と繋がることができますから。
集客に成功している飲食店の多くは「Instagram」を活用しています。視覚的に「美味しさ」を伝えられますし、店の雰囲気も写真で伝えることができます。「行ってみたい~!」とお客さんの気持ちを高ぶらせることができるのも写真の効果。
またハッシュタグを上手く使いながら、ファンを増やしている人も多いですね。
自社集客でオススメの点は「想いを伝えること」「店のストーリーを伝えること」だと思っています。
例えば、ポツンとした場所にあるお店に「行ってみたい」と思うお客さんは、その店のどんなところに惹かれるのでしょうか?
きっと「なぜここで店をやっているのか」や「製品に込めた想い」など、店のストーリーに心が動かされるのだと思います。
お客側の立場に立って、「どうしてこの店に来たいのか」という視点がしっかりと反映され「コアなファン作り」を目指すことが大切だと思います。
大手サイトと違い、不特定多数に訴えかける集客、というよりは、密なファンとの交流と考えれば自社サイトでも十分な運用が可能だと考えています。
しかし、その際は「文章」「写真」などの素材を大切にすべきです。
特に写真は重要です。写真によって、お客さんの心を掴む度合いが変わってきますよ。
オススメはBASE!
ちなみにわたしのオススメはBASEです。もうね…BASEは最高なんですよ…!決して回し者ではありません。
BASEは何が良いかというと、まずはオシャレな・ん・で・す!おしゃれってすごく大事ですよ。
パッと見た印象が商品の印象にもなりますし、デザインはかなり自由にいじれます。
【参考サイト】
これらのサイトもBASEで作っています。良いですよね~。
BASEは有料のデザインを使いましょう。
買い切りですし、有料の方がデザインの幅が広がります。
そしてショッピングカートも簡単に使え、商品登録も簡単です。
そう、商品登録もかーなーりー簡単です。Amazonの場合、商品登録はかなり大変。その分、売上はかなり上がります。Amazonは最初のハードルが高い分、集客がすごいサイトなので上手くいけば年商数千万も全然いけます。
BASEはAmazonに比べて集客力は低いので、コツコツとコンテンツを作成しながらファン作りを目的にすることが良いと思います。
自社サイトのメリットとデメリット
自社サイトのメリットとデメリットをまとめます。
メリット
・少額資金で始められる
・自由なデザインを選択可能
・コンテンツも自由に作成できる
デメリット
・素材の用意に時間がかかる
・全て自分達で運用しなければならない
・集客力が低い
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今日は「通販の出店方法」についてお話ししました。「大手サイトの利用」「自社サイトの利用」どちらにもメリット、デメリットがあります。通販は、当たれば大きい商売です。月商数百万円は意外と難しくはありません。しかし、やみくもに出せば良いというわけではありません。
自分が売り出したい商品との相性や、資金によっても変わります。
また、ターゲットや戦略的な導線作りが大切です。
Twitterに上げたところ、茅場アキヒコ@仕事のゲーム化を研究中さんが分かりやすいまとめをしてくれたので掲載させていただきます…!(圧倒的感謝です)
記事読みました!
予算や利用目的、利益率に応じて選ぶの大事ですね!ポイントとなるのは、集客導線。TwitterとかInstagramをやったから売れるわけじゃなく、しっかり意図を持って無料で構築していく練習ができていいですね!
— 茅場アキヒコ@仕事のゲーム化を研究中 (@tensaiguild) June 3, 2020
まずはメリットとデメリットをしっかりと把握して検討してみましょう。
あなたの通販生活が成功しますように!